漫画家の一峰大二氏が亡くなった

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小学生のとき、野球漫画をたくさん読んだが、一峰氏の「黒い秘密兵器」は超絶面白かった。(もちろん今でも面白い。)
今でも全巻自宅の本棚に並んでいる。
一峰氏というとウルトラマンシリーズとかが有名なのだが、私にとっては、なんといってもこの作品だ。
主人公である巨人軍の秘密兵器、椿林太郎がSF的な秘球を編み出して、これまたSF的な打法を持つ他球団の秘密兵器と対決していく。そのストーリーの中に、子どもが学ぶべき教訓がぎっしり詰め込まれている。さらに、球団が実名で登場するので秘密兵器以外の登場人物は実在の選手たちである。
テレビでナイターを見ながら、子供心に「秘球を投げればいいのに」とか思っていた。
私の生き様に大きな影響を与えてくれた作品であるのは間違いない。
古い本は、歴史に触れることもできる。
もはやカバーもない1巻の裏表紙を開いてみると、「昭和44年11版発行」とある。また、当時巻末に列挙されていた広告の漫画は、そうそうたる名作揃いで懐かしい。(ちなみにそのうちの70%くらいは我が家の押入れに隠れている。)
「近頃の漫画家は漫画から漫画を学んでいる。私たちはなにもないところから何かを編み出してきた」とは赤塚不二夫氏の名言だが、その時代を支えてきた大御所がまたひとり鬼籍に入った。
心よりご冥福をお祈りしたい。

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